コンビニで住民票・印鑑証明書が取得できるようになりました。
住基カードや個人番号カードで一定の設定がされているカードの所持が条件になったりしていますが、身近なコンビニで公的証明書が取得できるのはとっても便利です。

が、コンビニ発行の住民票・印鑑証明書は限りなくコピーっぽいんですよね。
実際にコピー機で所定の用紙に印刷しているので、ぱっと見はコピーかなと思うことがあります。

コンビニで取得した印鑑証明書・住民票は登記に使えない?!

さて、このコンビニ発行証明書を登記に使うことができるかというと、もちろん使用可能です。
司法書士の中には、偽造かどうか判断するのが大変だからコンビニ発行の証明書は登記には使用できません!と言っている方もいるようですが、それって怠慢じゃないの・・・
いわゆる地面師のかほりがするような怪しい案件であれば、コンビニ交付の証明書を拒否することも考えられますが、その場合でも近くのコンビニに一緒にいって再発行を受けるとかなんとかできるのではないでしょうか…

確かに見た目は怪しい!!コンビニ交付の証明書の確認方法

というわけで、証明書の確認方法を整理しておきましょう。
コンビニ発行の印鑑証明書は「潜在画像」「スクランブル画像」の確認により真贋の確認をすることができます。
「潜在画像」の確認には赤外線カメラ、「スクランブル画像」の確認にはスキャナが必要になります。

赤外線カメラはこういうドラレコを使うようです。
決済現場でこんなの出してたら怪しすぎる・・・LEDライトだけでもかなりのものなのに。

FIRSTEC モニター付ドライブレコーダー FT-DR ZERO

geanee 赤外線搭載暗視対応 ドライブレコーダー DVR-34

「スクランブル画像」による確認方法は証明書裏面のスクランブル画像をスキャンして下記のサイトに送信をして確認します。
コンビニ交付証明書問い合わせサイト

こちらのほうが自然ですかね・・・

怪しい案件だと重要な確認方法にはなると思います。
さぼって騙されたら過失ありになるのかなぁ。